技能検定 国家試験


1.技能検定制度とは

概要

 技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準で検定し、国として証明する国家検定制度です。技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法に基づき実施されています。
 昭和34年に実施されて以来、年々内容の充実を図り、現在112職種について実施されています。(実施する職種は都道府県によって異なります。)

実施機関

 技能検定は、国(厚生労働省)が定めた実施計画に基づいて、試験問題等の作成については中央職業能力開発協会が、試験の実施については各都道府県がそれぞれ行うこととされています。
 また、各都道府県の業務のうち、受検申請書の受付、試験実施等の業務は各都道府県職業能力開発協会が行っています。

等級区分

 技能検定には、現在、特級、1級、2級、3級に区分するもの、単一等級として等級を区分しないものがあります。

 等級  程度
 特級  管理者または監督者が通常有すべき技能の程度
 1級・単一等級  上級技能者が通常有すべき技能の程度
 2級  中級技能者が通常有すべき技能の程度
 3級  初級技能者が通常有すべき技能の程度

技能検定に合格すると?

 技能検定の合格者には、厚生労働大臣名(特級、1級、単一等級)または都道府県知事名(2級、3級)の合格証書が交付され、技能士と称することができます。 また、技能検定合格者には、他の国家試験の受験や資格取得に際して特典が認められる場合があります。

2.技能検定について

試験内容

 検定職種ごとに実技試験及び学科試験が行われます。実技試験時間は概ね4~5時間で、標準時間と打ち切り時間が定められています。
また職種によって、要素試験、計画立案等作業試験が行われます。学科試験は、全国統一して職種(作業)、等級ごとに同一の日に行われます。

受検資格

 原則として受検する検定職種の実務経験が必要ですが、学歴や職業訓練歴等によって必要な経験年数が異なります。 また、一定の資格や能力をもつ方は、学科または実技試験が免除される場合もあります。

▼技能検定受験に必要な実務経験年数一覧

特級 1級 2級
3級

単一
等級
1級
合格後
   2級
合格後
3級
合格後
   3級
合格後
 実務経験のみ 5 7 2 4 2 0
0
3
 専門高校卒業 6 0
1
 短大・高専・高校専攻科卒業 5 0
 大学卒業 4 0
 専修学校又は各種学校卒業 
800h以上 6 1
1600h以上 5 1
3200h以上 4 0
 短期課程の普通職業訓練修了 700h以上 6 1
 普通課程の普通職業訓練修了 2800h未満 5 1
2800h以上 4 0
 専門課程の高度職業訓練修了 3 1 2 0
 応用課程の高度職業訓練修了 1 0
 長期課程の指導員訓練修了 1 0
 職業訓練指導員免許取得 1 0

注)
1.受けようとする検定職種に関する学科、訓練科及び免許職種、そして実務経験に限ります。
2.専修学校又は各種学校は、厚生労働大臣の指定を受けている学校に限ります。
  但し、3級については、厚生労働大臣の指定を受けているかどうかに関わらず、受検することができます。
3.3級の技能検定については、上記のほか、検定職種に関する学科に在学している方、
  または、検定職種に関する訓練科において職業訓練(総訓練時間700時間未満を含む)を受けている方も受検出来ます。

免除資格

 免除資格がある場合は、申請書の免除欄に正確に記入し、その資格を証明できる書面(コピー)を必ず添付して申請してください。

実技免除
 ・1級、単一等級、2級、3級の実技試験合格者
 ・技能五輪で技能証を取得した者

学科免除
 ・1級、単一等級、2級、3級の技能検定学科試験合格者
 ・検定職種に相当する職業訓練指導員免許取得者
 ・検定職種に相当する技能照査合格者(2級)
 ・検定職種に相当する1級、2級技能士訓練課程修了者(1級、2級)
 ・作業が2つ以上ある職種で技能検定合格者が他の作業を受ける場合(同級)

3.技能検定受検の流れ

1.受検案内・申請書を取り寄せる

配布場所: 当協会のほか、県内各地区事務連絡所等で無料配布
配布時期: 前期は、3月中旬~下旬 / 後期は、9月中旬~下旬

▼郵送希望の方は当協会までご請求ください

2.必要な書類(申請書・免除証明書のコピー等)を受検手数料とともに提出する

申請書に必要事項を記入し(受検案内に記入様式あり)、実技・学科試験の手数料(現金)を添えて
 当協会、または最寄りの各地区職業訓練協会へ提出してください。
 受付後はいかなる理由があっても手数料は返還しません。

試験免除の手続きは、申請書に免除証明書のコピーを添えて提出してください。

3.技能検定受検

実技試験問題と受検票がお手元に届きます。
 実技試験問題は、問題公表日以降に順次送付します。会社宛を希望する方はお申し出ください。
 受検票は、試験会場や日時が決定した後に送付します。
 前期は6月下旬まで、後期は12月中旬までにどちらか一方でも届かない場合は、
 必ず当協会へ連絡をお願いします。
受検票は、試験終了後も失くさないようにお取り扱いください。

4.合格発表

合格発表日:前期は10月(一部職種・級を除く)/後期は翌年の3月
個人情報保護条例の規定により、新聞等での発表はおこないませんが、
 岩手県雇用対策・労働室ホームページに合格者の受検番号を掲載します。
合格者には、当協会から『合格通知書』(ハガキ)を郵送します。
 お手元に届くのは、合格発表日以降です。
 合格者への『合格証書』は、岩手県雇用対策・労働室から交付されます。
科目別合格者(実技・学科のどちらか一方に合格した方)には、
 当協会から『科目別合格通知書』(ハガキ)を郵送します。
 お手元に届くのは、合格発表日以降です。
 また、合格発表日の午前9時から当協会ホームページ新着情報に
 科目別合格者の受検番号を掲載します。
不合格者への通知はありません。

4.受検申請書の配布及び受付先

当協会および※県内各地区事務連絡所で受検案内・申請書の配布・受付を行っています。

事  務  所 住   所 電話番号
 岩手中央職業訓練協会 盛岡市加賀野4-18-50 019-651-3001
 釜石職業訓練協会 釜石市平田3-75-1 0193-26-7000
 宮古職業訓練協会 宮古市長町2-6-1 0193-63-6688
 花巻職業訓練協会 花巻市二枚橋5-6-22 0198-26-1275
 北上職業訓練協会 北上市相去町山田2-42 0197-81-5577
 水沢職業訓練協会 奥州市水沢区真城字中上野96-3 0197-23-3388
 江刺職業訓練協会 奥州市江刺区岩谷堂字松長根18-2 0197-35-5082
 一関職業訓練協会 一関市舞川字西平8-2 0191-31-7030
 東磐職業訓練協会 一関市千厩町千厩字上駒場360-4 0191-52-2879
 気仙職業訓練協会 大船渡市盛町字みどり町13-4 0192-27-2671
 二戸職業訓練協会 二戸市米沢字荒谷76-2 0195-23-3040
 久慈職業訓練協会 久慈市川崎町17-5 0194-52-3343
 遠野職業訓練協会 遠野市青笹町中沢8-1-8 0198-62-6310
 岩手中央職業訓練協会紫波支部 紫波郡紫波町日詰字郡山駅57-3
町役場第三庁舎内
019-676-4456